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安物買いをするなら、世界はほとんど中国だ

 

 プロジェクターを買ったが、初期不良HDMI 接続を認識してくれず、サポートに電話したら、おそらく中国の方だろう日本語がたどたどしい男性が出てきて、「担当は不在」だと言った。サポートに電話して不在といわれても困るので、それなら返品させてほしいというと、返品オーケーとなった。

しかし、返品・返金処理が終わってから、電話では不在だった担当氏が、延長保証のための処理はこちらと、添付ファイルを送りつけてくるのだ。

返品した商品の延長保証をしろと。しかもウイルス感染している可能性もあるバイナリ(pdfだが)の添付ファイルを開いて…。

おかしな対応だし、これからも添付ファイルがメールされたらセキュリティ上嬉しくないので、Amazonにメール停止の対応できるかきいてみたのだ。報告機能あるように書いてあるし。

中国の方とおぼしき名前の方とチャットでやりとりしたが話は噛み合わなかった。日本語がおぼつかない感じだ。結論として、Amazon側でメールを止めるすべはないとのことであった。ああ、報告してくださいと書いてあったけど報告機能は実質、稼働してないのねと。寂しいけど仕方ない。企業にはできることとできないことがあるし、ソフトウェアにはバグがあるし、表記には間違いが往々にしてある。

 

このちょっと疲れるやりとりのなかで私が思い知ったのは「安物買いをするなら、世界はほとんど中国である」ということだ。慣れなければならない。

メーカーも中国、サポートも中国、ショップにクレームを言っても中国。

中国が技術力が高くて、量産技術も持っていて、安い価格でものづくりができて、流通させられるからだ。サポートは弱い。でも、それが安物買いの代償だし、中国ということなのだ。

べつに中国の方を差別したいとか思っていない。安かろう悪かろうはまあ当然のことだし、それでもガンガンとモノやサービスを作って売ってる中国は尊敬さえしている。

だけど、いつか日本のクオリティのものを買える経済力に戻したいね、自分とは思う。

結論の弱い話におつきあいいただいて申し訳なかったが、結局は自分がほとんど中国に住んでいるということなのだ。私は中国にいる。日本ではなく。

 

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