Dropboxはインフラではないし、他人の提供するサービスはいつか終わる
Dropboxをオンラインストレージのインフラのように思っていたけれども、無料枠で同期可能なデバイスの数が3つに制限された現在、それは幻想だと気づかされてしまった。
インフラと呼べるものはサービス提供者になんらかの形で金を払っているものだけである。フリーライダーがインフラを語るなんて滑稽なだけだった(私は容量と価格の折り合いから、今後もDropboxに課金しない可能性がある)。
iOSデバイス上でのオンラインストレージインフラと言えばiCloudであり、Windows 上のそれは OneDrive である。端末代金とかソフトの代金とかで間接的にも金を払っているのはそれだけだ。
Dropboxは宣伝のために無料でサービスを提供してくれているが、無料期間は無限ではない。いつか終わると考えたほうが良いだろう。
Googleのgmailやそれと容量を共有するストレージは、個人情報を統計的に処理してデータ化して稼いでるいるようなので、少し塩梅は違いそうだけれど、これとて永遠にサービスが提供されるとは限らない。
結局、オンラインストレージやWebメールのほかに自前でバックアップやら、メールソフトやらを用意する必要がある。
なんか二度手間に思えるのは私だけだろうか。
最近、「いっそ、オンプロミスだけでよくね?」と私のゴーストが囁いている…。