いちばん使いやすい Kindle はiOS版で、ダメなのはFire 版ではないか
下記の補足をしておくというか、誤解を与えてるかもしれないので追記しておきます。
まず、私が買った Fire HD 10 タブレットは、第7世代ですが、アメリカのAmazonではもう第8世代を売っているので、あきらかにモデル末期です。
これから買おうと思った方、待てるなら、ちょっと待ったほうがいいと思います。
Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 64GB - Alexa搭載
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/10/11
- メディア: エレクトロニクス
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あとですね、Android ベースの機械を触りたくなった時期なのと、安いので Fire HD 10 を買ったのですけど、Kindle 使うのにいちばんいいのは、iOS版だと思ってます。
自炊派なら特に、iOS 版をおすすめします。Fire に搭載されてるのは、「本」に特化したKindle でして、自作の「書類」を扱うのがちょっと面倒なのです。具体的に言うと
「『書類』ってKindleのどこにあるの? メニューがないけど…」
というレベルです。
Send to Kindle するとデスクトップに書類が出てきてダブルクリックで開けますが、Kindle のメニューからだと、操作が分かりません…。
iOS版のKindle アプリだと、「Kindle にコピー」という明示的な書類のコピーがあって、「ライブラリ>すべて」から開けるローカルな書類になってくれます。
Fire とか Kindle は Amazon が自分の利益やらサービスの利用やらばっかり考えて作っている端末ですから、自炊のことなんて知りません。特に日本版は Send to Kindle アプリさえないので不便です。というか、思うんだけど、Amazon.co.jp 少しは考えてほしい。割り切ってつきあわないと、ブチ切れることが多いと思います。
私は以前、古いバージョンの Fire HD 10 の仕様非公開っぷりに腹をたてて、購入後ずいぶん経ってからごり押しで返品してるマッド消費者勢ですから、他人のことはぜんぜん言えないですけど、まあ、いいことばかりの端末じゃないのは確かです。
(返品した端末のKindle アプリにはハイライト機能がなかった。それはまったく購入ページに示されておらず、てっきりiOS版と同様に使えるものだと思っていたのに、いざというときハイライトが共有できず、「Amazon 死ね!」と思ったんでした)。
「安かろう、悪かろう」と思って買うのがいいと思うんですよね、Fire とか Kindle の専用機は。