小説のために

小説を書くための機材やソフト、サービスなどを記録しています

唐突にハンドドリップを始める ハリオのV60 をAK-47ばりに信奉している

 デロンギのコーヒーメーカーを放置して、フィルタを黴びさせてしまっていることに気づいた私たち夫婦は、2班に別れて復旧作業を開始した。

 

配偶者は、デロンギのマシンの洗浄を行った。

 

私は、洗浄・乾燥が終わるまでの繋ぎのコーヒーづくりのため、ハンドドリップ用のコーヒードリッパーを買いにでかけた。夫婦のなかでは、私のほうがコーヒーに関する知識が多いので、買い出し要員となるのは合理的な判断であったと思う。

 

私が求めたのは、ハリオのV60であった。安価に美味しく淹れられると定評のあるコーヒードリッパーである。わたくしはV60を銃のAK-47ばりに信奉している。簡単で丈夫で手入れも楽であると。まだ使ったこともなかったというのに。

 近所のスーパーになし。ホームセンターになし。やや不安になったが、私が住むのはど田舎とはいえ県庁所在地であるので、まったく置いてないということもなかろうと思っていた。

そして、最寄りのコーヒーショップでみつけることができたのだった。3つあるサイズのすべてが在庫されていた。素晴らしい。

 

ハリオのV60 はグッドデザイン賞も受賞しているくらいなので美しい。素材はプラスチックで、価格も数百円からであるが、チープな質感ではない。いわくありげな佇まいをしている。円錐形の先端をお湯が高速にお湯が流れていくので雑味の少ないコーヒーができると言われている。

 

本来ならフィルタは専用の円錐形のものであるが、今回は、家にあった先端が平たくなるものを使うことにした。なくなってから買おうという魂胆だ。いじましいだろう。

 

実際に、ハンドドリップしてみて、けっこういけるかもと思えた。今日から始めた初心者だが、まあコーヒーの味になっていた。

 

しかし、やっぱりデロンギのコーヒーメーカーのほうが美味しく淹れられるんだよああ。喫茶店でも、あれより不味いところはあるくらいなので、早くきれいに乾いてほしいなあ。

 

コーヒー好きの音が言うところの「コダワリ」とか意味ないのでやめてください、って私は思う。愛すべきは自動化で、楽してできて、ある程度、安くて美味しいやつだよ。

このブログはさくら書院の書籍宣伝のために更新されております

さくら書院の電子書籍はAmazon Kindle Storeにて販売中です

姫騎士エリザベート: 名誉戦争 (さくら書院)

姫騎士エリザベート: 名誉戦争 (さくら書院)

  • 作者: 葛城真実
  • 発売日: 2018/01/19
  • メディア: Kindle版
 
デイトリッパー: 終末世界を旅する少女 (さくら書院)

デイトリッパー: 終末世界を旅する少女 (さくら書院)

  • 作者: 葛城真実
  • 出版社/メーカー: 葛城真実
  • 発売日: 2014/07/20
  • メディア: Kindle版
 
祖母の死と手招きするタオル (さくら書院)

祖母の死と手招きするタオル (さくら書院)

  • 作者: 葛城真実
  • 出版社/メーカー: 葛城真実
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: Kindle版
 
デイトリッパー(愛蔵版) (さくら書院)

デイトリッパー(愛蔵版) (さくら書院)

  • 作者: 葛城真実
  • 出版社/メーカー: 葛城真実
  • 発売日: 2013/06/05
  • メディア: Kindle版
 
世界なんてとっくに終わってる!: 終末テーマ小説二題 (さくら書院)

世界なんてとっくに終わってる!: 終末テーマ小説二題 (さくら書院)

  • 作者: 葛城真実,妻良木美笠
  • 発売日: 2015/11/28
  • メディア: Kindle版